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Canada Trip4 バルハラキャット一日目 Hiro

バルハラキャットスキーオフィス
2月23日
ネルソン滞在一日目。
日本同様に雪の少ないカナダ。
昨年、訪れた時と比べると積雪はかなり少ない。
しかし、三週間もまともな降雪がなかったところにタイミング良くストームがやって来た。
なんてラッキーなんだろう。
22日の夕方から平地では雨、そして山では雪とテレビの天気予報が言っている。
しかし、辺りが暗くなっても雪どころか雨も降らない。
カナダの天気予報のサイトで再び予報をチェックすると今晩から一週間に渡り毎日、雨か雪。
しかし、雪も雨もまだ降ってこない。
明日はキャット一日目。
大丈夫だろうか。
午前2時、暖房が効きすぎ暑くて目が覚めた。
外の様子が気になりドアを開けた。
雪が降っているじゃないか・・・
車のフロントガラスの上には3センチ程度の積雪。
朝が楽しみだ。
午前6時。
目が覚め、ドアを開けると、フロントガラスの上には7~8センチ程度の雪が積もっている。
しかし期待したほどの降雪ではなかった。
でも、キャットのエリアはネルソンよりも1000m以上も標高が高い。
諦めと期待は半々。
ネルソンから車で20分程度のバルハラキャットのオフィスへ到着。
誓約書にサイン。
料金に含まれている簡単な朝食をいただき、ガイドから注意事項の説明を受ける。
以前はスクールバスで使用していたと思われるバスがオフィスの前に止まっている。
よく映画に出てくるようなバスで座席の上には番号が振ってあったり、注意事項なんかも書いてあって、ほんとうにスクールバスに乗っているようで楽しくなる。
それに40分ほど乗り、キャットのベースに到着。
朝方は雪だったのにベース(標高約800m)ではいつの間にか雨に。
しかし山の中腹より上では木々が白くなっている。
わずかな期待を胸にキャットに乗り込む。

ベースエリア(800m)では雨

ビーコントレーニングをして再びキャットに乗り込む
キャットはどんどん標高を上げ、ウェザーステイションがある1800m地点に到着。
今日が初日の参加者は一度降りてビーコン練習。
ビーコン練習が終ったころ、一本先に滑るためにゲストを降ろしてきたキャットが戻ってきた。
再びキャットに乗り込む。
キャットは標高を上げm2200m地点で、我々ゲストを降ろした。

ボトムに滑り降りたゲストをピックアップ

キャットの中にはサンドイッチやスナック類がたくさん積み込まれている

なぜかキャットでニンジンがよく出る。
1thラン。
昨日の降雪はこの標高でも15センチ程度だろうか。
底着きがありストレスを感じる。
3週間も降っていなかったのだから、これでもマシと納得すべきか。
スタート地点は40度後半の急斜面。
新雪と旧雪の結合は悪くスラフ流れる。

山は想像より大きい

滑走エリアはツリー中心
再びキャツトに乗り込み標高2200m辺りの比較的平ら稜線上でキャトを降りる。
ツリー中心だが比較的に開けたエリアにドロップ。
ターンをする度にパウダーの下に隠れた硬い雪にスキーが弾かれる。
7本滑っても同じラインは滑ることがなかったが、どの方向の斜面でも底着きの程度は同じでストレスは溜まる一方だった。

ベースに戻り、参加者と記念撮影
午後3時、タイムアップ。
キャットに乗りベースに向かう。
S-1程度の降雪はベースに近づくにつれ雨に変わった。
モーテルに戻り、パソコンを立ち上げ天気予報とメールをチェック。
今晩も明日も雪か雨。
滑走エリアは標高が高いので明日はいけそうな気がするが・・・
夜はネルソンのホテルの感じの良いレストランで、レジェンドガイドのジョンバフリーと食事をした。
昼間は残念だったが、夜は楽しかった。

今夜の夕食はオイスター
[2009年02月26日]
神楽峰(新潟) 初BC!! Toshi
仕事で日曜だけが休みだった先週末、近場で気になっていた神楽峰に行ってきた。
夫婦2人、入る山域など、初めて尽くしで不安もある。
1月と2月の積雪や気温やルート情報を集め、JANの『雪の掲示板』を覗いてみると2月上旬の神楽記録を発見。
弱層が有る様なので、ピット時の確認事項となった。

<前夜、ルート確認と入山届けを作製>
22日の朝、出発地点のかぐらスキー場パーキングは風も無く晴天。
半日券を購入しゴンドラ、リフトを乗り継ぎスキー場トップを目指す。
そこそこ人がいるのでラッセルの心配は無さそうだ。
ビーコンを確認し、いざ入山。
ハイク脇の雪は柔らかく、期待が膨らむ。

<かぐらスキー場上部から入山>
かぐら上部の冬季運休のリフトに到着し、休憩。
多くの人が休んでおり、ルート上の休憩所になっているみたいだ。
再び神楽峰を目指す。

<ハイク中のマニ>
峰手前の分岐で、休憩。ここまでのハイクは、意外となだらかな印象。
確かに初心者向きかも。
滑走コースを話していると、先行者が数名滑走!
見ていると雪も柔らかそうで気持ち良さそうだ。
早く滑りたいが、コースを決めピットを掘り始める。
コースは、登った尾根の左側、田代湖方面とした。
先日の雪崩講習の成果を2人で実践。


<ピットチェック>
表層から50~60センチ下に結合が弱い層があった。
コンプレッションテストを実施したら、肘から先の4回で弱層に破断線が入った。
破断面を見ると、滑らかで少し心配。
ハイク時にクラックが認められなかった事などをふまえ、滑走する事にした。
自分が先に滑走する。
先行者のトレースを避けながら、出来るだけノートラックを選ぶ。
雪は重いが、雪面がズレル感じはしない。
後に続くマニに伝える。
撮影をしながら、少しずつ降ろす。せっかく登ったのだから満喫したい。

<滑走した斜面をバックに>

<気持ちいいオープンバーン>
最後は、左側を目指し降りていくと田代ゲレンデに合流。
時間を見ると12時半ごろ、午前券の終了までの時間がヤバイ。
急いで下山する事となった。
心配事が吹き飛ぶくらい、楽しかった!!
今後は、怖がりすぎず経験しスキルアップを目指そうと思った。
夫婦2人、入る山域など、初めて尽くしで不安もある。
1月と2月の積雪や気温やルート情報を集め、JANの『雪の掲示板』を覗いてみると2月上旬の神楽記録を発見。
弱層が有る様なので、ピット時の確認事項となった。

<前夜、ルート確認と入山届けを作製>
22日の朝、出発地点のかぐらスキー場パーキングは風も無く晴天。
半日券を購入しゴンドラ、リフトを乗り継ぎスキー場トップを目指す。
そこそこ人がいるのでラッセルの心配は無さそうだ。
ビーコンを確認し、いざ入山。
ハイク脇の雪は柔らかく、期待が膨らむ。

<かぐらスキー場上部から入山>
かぐら上部の冬季運休のリフトに到着し、休憩。
多くの人が休んでおり、ルート上の休憩所になっているみたいだ。
再び神楽峰を目指す。

<ハイク中のマニ>
峰手前の分岐で、休憩。ここまでのハイクは、意外となだらかな印象。
確かに初心者向きかも。
滑走コースを話していると、先行者が数名滑走!
見ていると雪も柔らかそうで気持ち良さそうだ。
早く滑りたいが、コースを決めピットを掘り始める。
コースは、登った尾根の左側、田代湖方面とした。
先日の雪崩講習の成果を2人で実践。


<ピットチェック>
表層から50~60センチ下に結合が弱い層があった。
コンプレッションテストを実施したら、肘から先の4回で弱層に破断線が入った。
破断面を見ると、滑らかで少し心配。
ハイク時にクラックが認められなかった事などをふまえ、滑走する事にした。
自分が先に滑走する。
先行者のトレースを避けながら、出来るだけノートラックを選ぶ。
雪は重いが、雪面がズレル感じはしない。
後に続くマニに伝える。
撮影をしながら、少しずつ降ろす。せっかく登ったのだから満喫したい。

<滑走した斜面をバックに>

<気持ちいいオープンバーン>
最後は、左側を目指し降りていくと田代ゲレンデに合流。
時間を見ると12時半ごろ、午前券の終了までの時間がヤバイ。
急いで下山する事となった。
心配事が吹き飛ぶくらい、楽しかった!!
今後は、怖がりすぎず経験しスキルアップを目指そうと思った。
[2009年02月25日]
Canada Trip3 レジェンドガイド John Buffery Hiro

今夜はネルソンのレストランでレジェンドガイドのバフと食事をしてきました。
雪山の仕事以外にビルゲイツの仕事をした話やハリウッドの仕事をしている話など楽しい話をたくさん聞かしてもらいました。
明日の夜は彼の家に招待していただくことになりました。
[2009年02月24日]
Canada Trip2 レッドマウンテン Hiro
2月22日、カナダで迎える最初の朝。
冷え込みはそれほどなく空は快晴。
絶好のゲレンデ日和。
早々にチェックアウトを済ませレッドマウンテンに向かう。
レッドマウンテンは何年も前に日本版パウダーの記事を見てあこがれた場所のひとつ。
一度は行って見なければならない。
しかし、行って見るとパウダーの影も形もない。

レッドマウンテンに到着(センターハウス)
センターハウスでリフトチケット(59CAD$)を購入し、早速、センターハウス正面のリフトへ。
レッドマウンテンはRed Mountain(1590m)とGuranite Mountain(2075m)の二つのピークとバックボウルから成るカナダでは中規模程度のスノーリゾートで、急斜面と数多くのクリフバンドがある斜面変化に富んだエリアが印象的だった。

Guranite Mountain(2075m)のサイド

Red Mountain(1590m)のサイド
Guranite Mountainのピーク直下のリフト終点から右へトラバースしてバックボールエリアへ向かう。
ツリーの中に気持ちのよいフラットな中斜面が続く快適な斜面をロングターンで落とす。
久しぶりのゲレンデも気持ちがよい。
これがパウダーのコンディションであったら最高に違いない。

Guranite Mountainのピークへ向かうリフト(直下は急斜面が続く)

リフト下のクリフバンド


Guranite Mountainのメインのコースを別の斜面から見る
正面のエリアはスタート直後にクリフバンドと急斜面が続き、こちらもパウダーのコンディションであれば最高に楽しい斜面になるだろう。
聞いた話によると1月中旬からまとまった降雪がなく10センチ程度の降雪が何度かあっただけのようだ。
日本の白馬のほうがパウダーに当たる確立は高いかもしれない。
しかし、パウダーをすべる為にあるような地形は、ほんとうにすごい雪が降ったら一日かかっても喰い尽せないだろう。
パウダーに特化した、こんなすごいポテンシャルを持ったスキー場へは今までには行ったことがない。
是非、コンディションのよい時に来てみたい。

バックボールのレストハウス

朝食のパストラミサンド

子供を預ける環境も整っている
そろそろ切り上げてネルソンに移動しようと考えていた時に、一人の日本人から話しかけれられた。
ロスランドで今シーズン初めて日本人に会ったということで、彼も日本語に飢えていたようで、意気投合。
レストハウスのテラスでいろいろ話をしていて、名前を聞いてみるとテレマークのエクストリームスキーヤーで日本の雑誌「パウダーガイド」にも記事を書いているジュンダイさんだった。
彼は昨年までファニーに住んでいたが、今シーズンからロスランドに拠点を移し大会を転戦しているとのこと。
こちらも自己紹介すると、タンノの事を間接的に知っていて話は盛り上がり、さらにFDのサイトの自分のアラスカの記事を読んでいてくれたようで、思わぬ場所での嬉しい出会いだった。

ジュンダイさんと記念撮影

ロスランドの町を出発
ロスランドを後にして、ネルソンへ。
明日からはベルハラでキャットの予定。
ストームがやって来ているので降雪も期待できそう。
冷え込みはそれほどなく空は快晴。
絶好のゲレンデ日和。
早々にチェックアウトを済ませレッドマウンテンに向かう。
レッドマウンテンは何年も前に日本版パウダーの記事を見てあこがれた場所のひとつ。
一度は行って見なければならない。
しかし、行って見るとパウダーの影も形もない。

レッドマウンテンに到着(センターハウス)
センターハウスでリフトチケット(59CAD$)を購入し、早速、センターハウス正面のリフトへ。
レッドマウンテンはRed Mountain(1590m)とGuranite Mountain(2075m)の二つのピークとバックボウルから成るカナダでは中規模程度のスノーリゾートで、急斜面と数多くのクリフバンドがある斜面変化に富んだエリアが印象的だった。

Guranite Mountain(2075m)のサイド

Red Mountain(1590m)のサイド
Guranite Mountainのピーク直下のリフト終点から右へトラバースしてバックボールエリアへ向かう。
ツリーの中に気持ちのよいフラットな中斜面が続く快適な斜面をロングターンで落とす。
久しぶりのゲレンデも気持ちがよい。
これがパウダーのコンディションであったら最高に違いない。

Guranite Mountainのピークへ向かうリフト(直下は急斜面が続く)

リフト下のクリフバンド


Guranite Mountainのメインのコースを別の斜面から見る
正面のエリアはスタート直後にクリフバンドと急斜面が続き、こちらもパウダーのコンディションであれば最高に楽しい斜面になるだろう。
聞いた話によると1月中旬からまとまった降雪がなく10センチ程度の降雪が何度かあっただけのようだ。
日本の白馬のほうがパウダーに当たる確立は高いかもしれない。
しかし、パウダーをすべる為にあるような地形は、ほんとうにすごい雪が降ったら一日かかっても喰い尽せないだろう。
パウダーに特化した、こんなすごいポテンシャルを持ったスキー場へは今までには行ったことがない。
是非、コンディションのよい時に来てみたい。

バックボールのレストハウス

朝食のパストラミサンド

子供を預ける環境も整っている
そろそろ切り上げてネルソンに移動しようと考えていた時に、一人の日本人から話しかけれられた。
ロスランドで今シーズン初めて日本人に会ったということで、彼も日本語に飢えていたようで、意気投合。
レストハウスのテラスでいろいろ話をしていて、名前を聞いてみるとテレマークのエクストリームスキーヤーで日本の雑誌「パウダーガイド」にも記事を書いているジュンダイさんだった。
彼は昨年までファニーに住んでいたが、今シーズンからロスランドに拠点を移し大会を転戦しているとのこと。
こちらも自己紹介すると、タンノの事を間接的に知っていて話は盛り上がり、さらにFDのサイトの自分のアラスカの記事を読んでいてくれたようで、思わぬ場所での嬉しい出会いだった。

ジュンダイさんと記念撮影

ロスランドの町を出発
ロスランドを後にして、ネルソンへ。
明日からはベルハラでキャットの予定。
ストームがやって来ているので降雪も期待できそう。
[2009年02月23日]
裏ヒヨ~大崩落 Blue Cliffエキスパートツアー Hodaka
今日はケンタとブルークリフのエキスパートツアーに参加。裏ヒヨから大崩落に行きました。昨日に引き続きノートラックのパウダーでした。
あれだけコンディションがよかったにもかかわらず、ブルークリフのツアー以外に昨日裏ヒヨに入ったグループはいなかったようで、昨日のシュート以外にトラックは入っていませんでした。ということで、昨日とは別のシュートでノートラックを滑りました。

裏ヒヨを滑るブルークリフ代表の滝本さん。
大崩落は名前の通り急斜面のオープンバーン。ここもノートラック。少し重めのパウダーでした。

大崩落にドロップするツアー参加者。

大崩落のシュートの下で待つツアー参加者。

大崩落を滑るケンタ。
あれだけコンディションがよかったにもかかわらず、ブルークリフのツアー以外に昨日裏ヒヨに入ったグループはいなかったようで、昨日のシュート以外にトラックは入っていませんでした。ということで、昨日とは別のシュートでノートラックを滑りました。

裏ヒヨを滑るブルークリフ代表の滝本さん。
大崩落は名前の通り急斜面のオープンバーン。ここもノートラック。少し重めのパウダーでした。

大崩落にドロップするツアー参加者。

大崩落のシュートの下で待つツアー参加者。

大崩落を滑るケンタ。
[2009年02月22日]
Canada Trip1 シアトルからロスランドへ Hiro

シアトルからケローナまでのホライズンエアのプロペラ機
成田から8時間半のフライトでシアトルに到着。
シアトルからはカナダBC州のケローナまであのボンバルディ社のプロペラ機に搭乗。
アメリカとカナダとのボーダー上を40分ほど飛行。

シアトルのダウンタウン付近
空港でAVISのレンタカーをピックアップ。
パウダートライアングルとかで有名なレッドマウンテンのあるロスランドまで300kmほどを行く。
その前にケローナのスーパーで買出し。

ケローナの巨大ショッピングモール

お菓子売り場の規模にビックリ

ガ-ミンのGPSは必需品
時差ぼけで眠気が襲う。
3人で交代しながら約3時間半でロスランドの町に到着。
辺りが暗くなり始めたころ数軒のモーテルに条件を当たり、その名も「モーテル・ロスランド」にチェツクイン。

モーテル・ロスランド
モーテルの太った人の良さそうな女主人に美味しいレストランを教えてもらい、再び車で5分ほどの町の中心街へ戻る。
レストランは山中なのにメニューにはフレッシュシーフードの文字が・・・
タイカリーをオーダー
30席に満たない小さな店だったが、満席だったことが、この店の味を物語っていた。
今夜は星がきれいで降雪は期待できそうにない。
明日はレッドマウンテンに行ってみる予定。
午後からは降雪の予報が出ており、明後日からのバルハラのキャットが楽しみだ。

何て読むのか分からないけど、静かな町でたいへん賑わっていたレストラン。

美味しかったタイカリー
[2009年02月22日]
裏ヒヨ~若栗 - Blue Cliffワンデイツアー Hodaka
今日はカナダやら仕事やらで山にいけるメンバーはチームでおれ一人。ということでブルークリフのワンデイツアーに参加して裏ヒヨ~若栗に行ってきました。昨日から雪が降り続いたおかげで裏ヒヨ、若栗どちらもオーバーヘッドのパウダー、しかもノートラックでした。ドロップ時はガスがかかっていたもののすぐに天気は回復。気持ちよく晴れて最高の日でした。

裏ヒヨを滑るツアー参加者。

裏ヒヨを滑るアシスタントのNTGさん。

若栗へのハイク中、滑ってきた裏ヒヨを振り返る。

若栗に到着。コンディションのよさそうな斜面を探すガイドの竹尾さん。

若栗を滑るツアー参加者。

裏ヒヨを滑るツアー参加者。

裏ヒヨを滑るアシスタントのNTGさん。

若栗へのハイク中、滑ってきた裏ヒヨを振り返る。

若栗に到着。コンディションのよさそうな斜面を探すガイドの竹尾さん。

若栗を滑るツアー参加者。
[2009年02月21日]
雨後バックカントリー Kenta

今週末は今季初となる天狗原へ。土曜日までは雨で上質な雪は望めない。
ハイク準備中からテンションがどうも上がらない・・・天気はいいのになぁ。

Rider Hodaka Photo Nan
さくっとハイクして天狗原到着11時30分。雨でいったん固まった雪が日射の影響でゆるみ始め、
ハイクは高速でした。あっとゆうま。
白馬乗鞍岳含め、見えるすべての山で雨溝が確認できました。なんともなりません。
そんなわけでさっさとドロップ。

Rider Kenta Photo Nan
そっこーで終わる斜面にしょぼいと愚痴をこぼしながら来た道を帰る。
完全春スキーの様相でした。月曜から雪の予報やのに・・・ついてない。
こんな日はとっとと解散。いつもの充実した疲労感もなく、帰路につきました。
来週も再来週も山へは行けない・・・このままシーズン終了してしまうのかと不安がよぎる週末でした。
[2009年02月15日]
白馬は雨。温泉に行きました。 ホダカ
今日の白馬は大雨なのでBCは諦めて、小谷温泉の山田旅館まで温泉に入りにいきました。

山田旅館。鄙びた感じのいい雰囲気です。

一部工事中でした。

山田旅館の駐車場で。午後から雨はあがって4月ごろのような気候でした。
温泉のあとはそば屋で食事してから、宿でのんびり過ごしました。

山田旅館。鄙びた感じのいい雰囲気です。

一部工事中でした。

山田旅館の駐車場で。午後から雨はあがって4月ごろのような気候でした。
温泉のあとはそば屋で食事してから、宿でのんびり過ごしました。
[2009年02月14日]
Mt.ニセコアンヌプリ滑走!! マニ
先週末から3泊4日で2年ぶりにニセコへ。
当初予定の友人一家の奥様と子供が不参加となり、
私ら夫婦と友人の豪遊ツアーとなった。
2日目は朝から雪が降り続き強風の影響もあって
上部リフトやゴンドラの稼働が限られ,比羅夫を滑った。
天候不良で北海道の寒さは私たちには鬼のようで、
リフトでは挫けそうになりながらも
降雪のおかげで滑る度に雪質が良くなりそれなりに楽しめた。
そして3日目。
早朝から羊蹄山くっきり、風も無いどぴーかん。

友人寺田とトシ
東山ゴンドラから上部リフトを乗り継ぎ、
ニセコアンヌプリ山をずーっと左手方向へ
かなーりトラバースして(バックサイドでのトラバースは辛いッ!!)
広大なオフピステエリアの極上パウダーを堪能した。

羊蹄山を眺めながら滑走:トシ

オフピステ滑走:マニ
友人の寺田はあまりの気持ち良さに
「止まる事ができなかったよ~♪」とご満悦。
転んでもまーったく痛くないふっかふかパウダー。
山を滑りきったら花園のコースまで歩かなくてはならないが、10分程度。
ハイクはそこだけの、なんちゃってバックカントリーに「もう1本!!」
それからもへろへろになるまでランチも忘れて滑りまくった。
パウダー最高!!

花園コースへ戻る人々

トレースだらけになった山
北海道はいつも上手くなった気にさせてくれるのだ。
滑走→温泉→ビール→北海道グルメ
これを繰り返す夢のような日々で、
主婦業から解放のリフレッシュ休暇でした!!

比羅夫の『阿武茶 アブチャ』の石狩鍋
店員さんオススメ、鍋の終わりのラーメンは絶品!!

遊び疲れて飲みほして・・・撃沈の男性陣
当初予定の友人一家の奥様と子供が不参加となり、
私ら夫婦と友人の豪遊ツアーとなった。
2日目は朝から雪が降り続き強風の影響もあって
上部リフトやゴンドラの稼働が限られ,比羅夫を滑った。
天候不良で北海道の寒さは私たちには鬼のようで、
リフトでは挫けそうになりながらも
降雪のおかげで滑る度に雪質が良くなりそれなりに楽しめた。
そして3日目。
早朝から羊蹄山くっきり、風も無いどぴーかん。

友人寺田とトシ
東山ゴンドラから上部リフトを乗り継ぎ、
ニセコアンヌプリ山をずーっと左手方向へ
かなーりトラバースして(バックサイドでのトラバースは辛いッ!!)
広大なオフピステエリアの極上パウダーを堪能した。

羊蹄山を眺めながら滑走:トシ

オフピステ滑走:マニ
友人の寺田はあまりの気持ち良さに
「止まる事ができなかったよ~♪」とご満悦。
転んでもまーったく痛くないふっかふかパウダー。
山を滑りきったら花園のコースまで歩かなくてはならないが、10分程度。
ハイクはそこだけの、なんちゃってバックカントリーに「もう1本!!」
それからもへろへろになるまでランチも忘れて滑りまくった。
パウダー最高!!

花園コースへ戻る人々

トレースだらけになった山
北海道はいつも上手くなった気にさせてくれるのだ。
滑走→温泉→ビール→北海道グルメ
これを繰り返す夢のような日々で、
主婦業から解放のリフレッシュ休暇でした!!

比羅夫の『阿武茶 アブチャ』の石狩鍋
店員さんオススメ、鍋の終わりのラーメンは絶品!!

遊び疲れて飲みほして・・・撃沈の男性陣
[2009年02月12日]
オーバーヘッド Hiro

久しぶりにチームに合流。
レベル1とその後の休養でチームに合流するのは三週間ぶり。
自分が休養している間も若手中心に活動は続いていて....
焦る。
長期予報どおり2月は暖冬が続く。
諦めモードで遠見尾根を登って行くと前日からの新雪が徐々に増え、予定の中遠見付近でnew snowは30cmオーバー。

ピットを掘ると積雪は不安定。
安全策をとる。
それでも新雪は40センチ以上はある。
中遠見ピークの一つ先の無名ピークのスティープを下りるつもりでいたが断念し、尾根伝いで下りることに。
判断は的中。
オーバーヘッドの連続で最高のパウダーをゲット。

rider Nakatani

rider Hodaka

ridrer Takane

rider Nanbara
夕方から雪が降り始めた。
明日も期待できそう。
[2009年02月07日]
JAN セーフティーキャンプ(水上) マニ
2/2(月)、2/3(火) トシと水上の武尊山(ほたかさん)でのJANのセーフティーキャンプに参加。
机上講義から山へ入っての実技まで2日間みっちりの講習内容は有意義で、
雪山でのリスクを少しでも回避して行動するスキルを体験できた。
(講習内容詳細はJANホームページで。)
http://www.nadare.jp/

実習へ出発:OGUNA武尊スキー場上部

講師:高槻さんの芸術的なピット
講師の方々も明るく、どんな質問にも丁寧に答えてくれるが、
ただ教えるわけじゃなく常に『考えてみて』というスタンスでこちらもぼんやりしてらんない。
受講を機に、雪崩の認識は大きく変わった。
まだまだ私には難しい事だらけだが、『考える行動』を心がけたい。
そして、この講習で「ビーコン無しで雪山には入るまい!!」
と心に誓った。
装着無しの方、マジで自殺行為です!!
見つかりませんよーーー。
模擬訓練のさほど広くもない田んぼの中ですら6人で捜索して発見できず。
BC初めた頃、何の装備も無かった自分を思うと恐ろしい・・・。
難しい事ばかりじゃなく、実習の最後はプロガイドでもある講師の方々が、
武尊山オフピステの美味しい斜面を案内してくれ皆で滑走。
場所によってはそこそこのパウダーもあり、気持ちよかった!!
私が激突せずに滑走できるいい~間隔で木が生えてるし~。
なんて素敵なツリーラン♪
素晴らしい山ではないか!!
今度は滑りに来ようっと。
講習料、2万円はマジでお得。
雪山で遊ぶ方に一度はおすすめしたい。
次は川ちゃん、5日間のASC頑張ってください!!

トシのルッジブロックテスト

1人ではびくともしなかったが2人で跳んだら一瞬で崩壊
机上講義から山へ入っての実技まで2日間みっちりの講習内容は有意義で、
雪山でのリスクを少しでも回避して行動するスキルを体験できた。
(講習内容詳細はJANホームページで。)
http://www.nadare.jp/

実習へ出発:OGUNA武尊スキー場上部

講師:高槻さんの芸術的なピット
講師の方々も明るく、どんな質問にも丁寧に答えてくれるが、
ただ教えるわけじゃなく常に『考えてみて』というスタンスでこちらもぼんやりしてらんない。
受講を機に、雪崩の認識は大きく変わった。
まだまだ私には難しい事だらけだが、『考える行動』を心がけたい。
そして、この講習で「ビーコン無しで雪山には入るまい!!」
と心に誓った。
装着無しの方、マジで自殺行為です!!
見つかりませんよーーー。
模擬訓練のさほど広くもない田んぼの中ですら6人で捜索して発見できず。
BC初めた頃、何の装備も無かった自分を思うと恐ろしい・・・。
難しい事ばかりじゃなく、実習の最後はプロガイドでもある講師の方々が、
武尊山オフピステの美味しい斜面を案内してくれ皆で滑走。
場所によってはそこそこのパウダーもあり、気持ちよかった!!
私が激突せずに滑走できるいい~間隔で木が生えてるし~。
なんて素敵なツリーラン♪
素晴らしい山ではないか!!
今度は滑りに来ようっと。
講習料、2万円はマジでお得。
雪山で遊ぶ方に一度はおすすめしたい。
次は川ちゃん、5日間のASC頑張ってください!!

トシのルッジブロックテスト

1人ではびくともしなかったが2人で跳んだら一瞬で崩壊
[2009年02月06日]
修行の八方B.C. by Kenta
今シーズンは土曜日が仕事でなかなか満足に山に入れない。
今週末も同じで、土曜日の夜車をとばして白馬入り。
道中はみぞれが降り、風も強い。数日気温も高くて不安ばかり募る週末になっていた。
日中の情報から、1800mより上は雪だったとのこと。
そうなればと、行き先は栂池天狗原に決定し、早々に就寝。翌朝足早に栂池へ向かう。
さて、用意でもと思っていると・・・『強風のため、ゴンドラは中間駅までしか運行していません』
えー、そんな殺生な。1時間弱待つも状況は変わらず、視界もない。風も相変わらず強いので
栂池を諦めて、急遽八方に向かうことに決めた。
白馬方面は青空が見え、雪もぱらぱら。
八方池山荘付近でも風は弱く、視界もまずまずで行動できそうだ。
第一ケルンを過ぎ、北面の状況を確認しにノール部分から下部をのぞいて見る。
ところどころ風紋は見えるものの、さほど風の影響は受けていないよう。
それよりも昨日までの降雨と気温上昇の方が心配だ。

寒い中ハイクです
今回のメンバー5人+ゲスト1人でこの後の行動をどうするか話し合う。
メンバータンさんがそもそもこの話をここでしている事自体がおかしいと言ってくれた。
それもそうだ、八方になった時点であらゆる事を想定して、逐一話し合い、
意思の疎通を図っておくべきだったと少し後悔。
そんな事を思いながら行き先は押し出し沢に決定し、ドロップポイント付近でピットチェックを行う。
6人でそれぞれ3つのピットを掘り、入念にチェックをする。
チェックの結果、CTM-3、24cmのHSTは結合が弱く、ぱらぱらと砕ける。
しかしその下の層は順々にしまっていく構造で、1月23日の記録的な気温上昇や、
29,30日の高気温の影響を懸念したが、直前の降雪による結合の弱い部分以外は安定に向かっているようだ。
先行者が4人同時(!!)にトラバースをかけても切れる様子もなく、総合的に考えて大丈夫と判断、
ドロップすることにした。
チームのコケ芸師範代のワタクシが様子見含めて最初に行くことに。
視界は周期的によくなったり悪くなったりだったので、細かく刻んでいくことにした。
ドロップ直後は表面はウィンドパックされているものの、その下の層は柔らかく気持ちがいい。
思った以上の雪のよさにチームの面々からも笑顔が見えた。
rider Hodaka photo Kenta
・・・しかし、やっぱりうまくいかないのが世の常。
昨日の情報のとおり、1700m付近から一気に雪質が変わり、沢全体がアイスバーン。
こりゃ修行やねと皆で言いながら、沢下部のデブリ天国、スノーボーダーには泣きが入る
鬼のトラバースを経てなんとか林道までたどりつきました。
結局良かったのは上部2ピッチのみ。滑ってないけど疲れた。
なにより、せっかく持っていった一眼レフの電池が写真を10枚も撮らないうちにお亡くなりになったのが
また情けない話しでして・・・なんで写真はちょっとしかありません。
まぁ、なにはともあれ、全員無事に帰ってこれたからよしとします。
それよりもチーム内の安全に対する意識が向上しているのがはっきりと分かって、
ただでさえ出席回数が少ない自分はちょっと焦りもあったり・・・
除名されないようにがんばりたいと思います。
栂池ゴンドラはどうやら動いたみたいでした。
天狗原は調子良かったみたいで。雪を当てるのも簡単やないですね(泣
写真はこれだけしか撮れませんでした・・・
今週末も同じで、土曜日の夜車をとばして白馬入り。
道中はみぞれが降り、風も強い。数日気温も高くて不安ばかり募る週末になっていた。
日中の情報から、1800mより上は雪だったとのこと。
そうなればと、行き先は栂池天狗原に決定し、早々に就寝。翌朝足早に栂池へ向かう。
さて、用意でもと思っていると・・・『強風のため、ゴンドラは中間駅までしか運行していません』
えー、そんな殺生な。1時間弱待つも状況は変わらず、視界もない。風も相変わらず強いので
栂池を諦めて、急遽八方に向かうことに決めた。
白馬方面は青空が見え、雪もぱらぱら。
八方池山荘付近でも風は弱く、視界もまずまずで行動できそうだ。
第一ケルンを過ぎ、北面の状況を確認しにノール部分から下部をのぞいて見る。
ところどころ風紋は見えるものの、さほど風の影響は受けていないよう。
それよりも昨日までの降雨と気温上昇の方が心配だ。

寒い中ハイクです
今回のメンバー5人+ゲスト1人でこの後の行動をどうするか話し合う。
メンバータンさんがそもそもこの話をここでしている事自体がおかしいと言ってくれた。
それもそうだ、八方になった時点であらゆる事を想定して、逐一話し合い、
意思の疎通を図っておくべきだったと少し後悔。
そんな事を思いながら行き先は押し出し沢に決定し、ドロップポイント付近でピットチェックを行う。
6人でそれぞれ3つのピットを掘り、入念にチェックをする。
チェックの結果、CTM-3、24cmのHSTは結合が弱く、ぱらぱらと砕ける。
しかしその下の層は順々にしまっていく構造で、1月23日の記録的な気温上昇や、
29,30日の高気温の影響を懸念したが、直前の降雪による結合の弱い部分以外は安定に向かっているようだ。
先行者が4人同時(!!)にトラバースをかけても切れる様子もなく、総合的に考えて大丈夫と判断、
ドロップすることにした。
チームのコケ芸師範代のワタクシが様子見含めて最初に行くことに。
視界は周期的によくなったり悪くなったりだったので、細かく刻んでいくことにした。
ドロップ直後は表面はウィンドパックされているものの、その下の層は柔らかく気持ちがいい。
思った以上の雪のよさにチームの面々からも笑顔が見えた。

rider Hodaka photo Kenta
・・・しかし、やっぱりうまくいかないのが世の常。
昨日の情報のとおり、1700m付近から一気に雪質が変わり、沢全体がアイスバーン。
こりゃ修行やねと皆で言いながら、沢下部のデブリ天国、スノーボーダーには泣きが入る
鬼のトラバースを経てなんとか林道までたどりつきました。
結局良かったのは上部2ピッチのみ。滑ってないけど疲れた。
なにより、せっかく持っていった一眼レフの電池が写真を10枚も撮らないうちにお亡くなりになったのが
また情けない話しでして・・・なんで写真はちょっとしかありません。
まぁ、なにはともあれ、全員無事に帰ってこれたからよしとします。
それよりもチーム内の安全に対する意識が向上しているのがはっきりと分かって、
ただでさえ出席回数が少ない自分はちょっと焦りもあったり・・・
除名されないようにがんばりたいと思います。
栂池ゴンドラはどうやら動いたみたいでした。
天狗原は調子良かったみたいで。雪を当てるのも簡単やないですね(泣

写真はこれだけしか撮れませんでした・・・
[2009年02月01日]
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