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2008年09月 First Descent

自宅のある町

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自宅から車で15分の所に登山口がある裏山に登って、自分の住んでいる町を撮影してみた。
真ん中に流れるのは長良川、奥は養老山地、左の奥は名古屋。
人口41万の地方都市。
地方都市はどこも元気がない。
この町も同じ、毎年、百貨店が消えていく。
でも、自分にとってはとても住みやすく良い町だ。

次の週末は夏山最後の北アルプスへ。
この夏4回目の北アルプス・・・。
紅葉を撮影するつもりで三脚を持参。
登山靴にオイルを塗りこんで準備完了。

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[2008年09月30日]

moderate(モデラート) リニューアル・オープン

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リニューアルオープンした四日市のモデラートへオープン初日に行って来た。
以前のA-BONYの3階にあったモデラートとは違って、初めて訪れる人でも入りやすい雰囲気。
以前のモデラートは3階に入口があって分かりにくく、常連だけが入れるような雰囲気だった。
が、新しいモデラートは道路を挟んだ反対側の路面店。
とても入りやすく気軽に立ち寄ることができる。
雪のシーズンまではまだ少しあるが、お店にいるとなんか楽しくなる。

以前のモデラートのビルの1階と2階は中部では初のバートンショップ、13A-BONY。
3階はそれ以外のボードなどを扱うA-BONY。
その横にはファッションビルのネストがプレオープン。
この一角はA-BONYタウンになりつつあって、来るたびに新しい発見がある。

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モデラートのお店の中は木の醸し出す何とも言えない雰囲気がイイ。
照明も明る過ぎず、暗過ぎず落ち着いた雰囲気で大人のアウトドアショップ。
このショップの特徴は何と言ってもアークテリクスの品揃えが豊富なこと。
ゲンテンのレアなボードも置いてあった。
オープンしたばかりのモデラートの様子は以下に掲載。

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ショップではオンラインショップも充実しているので必見です・・





[2008年09月28日]

ジャンダルム

9月15日

布団1枚で二人は逃れたものの、6畳に8人はきつかった。
部屋が暑いのと標高の為からか熟睡できず午前3時に目が覚めてしまった。
小屋の廊下では既に出発準備を始める人もいて物音がうるさくて寝られたものではない。
仕方なく4時前に布団から出て小屋のロビーへ。
そこはすでに大勢の人でごった返していた。
外へ出るとまだ星が出ている。
気温も低く身に着けられる衣服は全て着た。
小屋横のハシゴ場は暗くて足元がよく見えない。
奥穂の山頂でご来光を迎える為、ヘッドランプを点灯して出発することにした。

ヘッドランプの灯りで足元を照らし慎重にハシゴを登る。
稜線に出ると東の空が徐々に明るくなり日の出まで時間がない。
山頂へと急ぐ。
日の出時刻の5分ほど前に山頂に到着することができた。
大急ぎで撮影の準備をして太陽が昇ってくるのを待つ。
地平線と雲の間から太陽光が溢れ出し太陽が顔を出した。
カメラの設定を何通りも変えシャッターを押し続けた。
槍ヶ岳から穂高への稜線が真っ赤に焼けている。
悪天候が多かった今年の夏山で久しぶりに幻想的な景色を見ることができた。

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奥穂の山頂から日の出を待つ
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朝日に焼ける槍ヶ岳から穂高の稜線
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富士山
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上高地
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朝日に照らされるジャンダルム
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馬の背とジャンダルム
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馬の背の核心部から
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ジャンダルム側から馬の背を見る

カメラをバックパックに片付け再出発。
2回目のジャンダルムへ挑む。
いきなり核心部の馬の背を越える。
一昨日、南岳小屋のノートで見た馬のイラストと「馬の背中より馬の背は狭かった」という文章を思い出した。
本物の馬の背中くらい細い部分もある。
気分も高まるナイフリッジ。
基本に忠実に手足のホールドを確認しながら一歩一歩進む。
すぐに行く手を阻まれた。
二組のガイドツアーがザイルで確保する準備をして先に行くことができない。
その横を山友のヨシミンが越えて行ったので自分も続こうとしたがスッパリ切れ落ちた谷底を見ると怖くて足が前に出ない。
他の登山者と一緒にガイドツアーの通過を待った。

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ロバの耳とジャンダルム

馬の背を終えロバの耳の核心部に取り付く、こちらはクサリがしっかり付けられていて恐怖心はない。
目の前に圧倒的な存在感でジャンダルムが迫る。
その左廻りをトラバースし裏側へ。
トラバースは岩が張り出している所もあり岩の割れ目に指を入れホールドを確認しながら進む。
ジャンダルムへの山頂へはバックパックをデポして裏側から取り付く。
山頂からの360度の眺望は素晴らしい。
ジャンダルムからクサリを下りコブ尾根へ。
コブ尾根は広く歩きやすい。
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ジャンダルムピークから通過してきたルートと奥穂高岳
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ジャンダルムピークから槍ヶ岳と穂高岳山荘

天狗のコルへ下降。
岳沢へのエスケープルートとの分岐で穂高岳山荘の弁当を食べ15分ほどの休憩をとった。
再び垂直の岩場を長いクサリを頼りに登る。
天狗の頭へ登り、逆層スラブを再び下る。
赤茶けた崩れやすい地層がむき出しの斜面を慎重に下る。
下りきると再び間ノ岳への上り返し。
もううんざり。
岩を積み重ねて作ったような崩れやすい岩壁をホールドを確かめながら登る。
浮き石が多く緊張を強いられる。
細い稜線を経て再び下降。
とりあえずの目標の西穂高がすぐ正面に見えるが、まだ二つくらい小さなピークを越えなければならない。
何度も登りと下りを繰り返えしてきた。
この繰り返しが体力を奪い集中力を散漫にする。

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天狗のコルで休憩
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逆層スラブ
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笠ヶ岳
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間ノ岳
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西穂高岳から焼岳、乗鞍岳

西穂の斜面を登り切り、ロープウエイ方面からやって来た登山者で賑わう西穂山頂に到着。
達成感に浸る間もなくロープウエイへ急がなくてはならない。
平湯発、新宿行のヨシミンの帰りのバスは15時半平湯発。
2日間風呂に入っていないのでバスに乗る前にどうしても風呂に入りたい。
連休のロープウエイの混雑を予想して独票からはほぼノンストップで下った。
ここからが辛かった。
奥穂高岳から西穂高岳までアップダウンと緊張を強いられ身体の疲労はピークに達していた。
昨年も思ったが、ジャンダルムは怖いということよりも体力と精神力を問われるという意味で最も厳しいルートかもしれない。

以外にもロープウエイはガラガラで待たずして乗ることができた。
ロープウエイの車窓から槍ヶ岳、キレット、穂高まで縦走して来たルートが見渡すことができる。
雨のせいで、テンションが上がらぬまま登り始めた一昨日から思えば、大きな達成感で満たさている。

でも、もうこのコースは行きたくない・・・
去年もそう思った事を思い出した。




[2008年09月23日]

キレット ジャンダルムを縦走

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昨年、「二度と行くかと!」思ったジャンダルムへまた行くことになった。
恐いというより、ルートが長く気力と体力が有り余っていないとやってられない。
そう思っていたが、山友のヨシミンの誘いに軽い気持ちで乗ってしまった。
彼女の中ではジャンダルムだけではなく、キレットもセットでやる計画をしていた。
キレットは1ヶ月前に行ったばかりだが、前回は視界不良で景色を楽しむことができなかったので快くOkしてしまった。

9月12日(金)東海北陸道ひるがのSAで仮眠し翌午前3時出発。
まだ暗いうちに新穂高の深山荘の前の無料駐車場に到着。
8月は天気が不良だったせいか真夏並みの混雑。
すでに満車。
予報では日本海から寒気が入り天候は不安定。
午後からはカミナリも予想される。
昼前には南岳小屋に到着するつもりで午前5時にヘッドランプの明かりを頼りに歩き始めた。
一方、ヨシミンは上高地から入山するため稜線上の南岳小屋で落ち合うことにした。
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歩き始めて15分程すると小雨が降り出した。
夕方までは雨は落ちてこないという予報だった。
雨が強くなってきたので白出沢で暫くの間待機。
雨はますます強くなるばかりで続行か引き返すか悩みどころだ。
反対側から上がって来るヨシミンとは携帯が通じないため中止を決める事もできない。
しかたなく雨の中を再び歩き始めた。

目指す南岳までは槍平から南岳新道で一気に登る。
槍平小屋は雨宿りする中高年の登山者で溢れかえっていた。
1時間ほど雨宿りしていると雨はあがり一瞬晴れ間が見えた。
止めるならここが最後の決断の場所だと思っていたが、回復の兆しが見え始めたので再び歩き始めた。
一気に1000m上げる南岳新道はかなり辛い。
このルートは7月に下りで利用したが、とにかく急な印象しかない。
僅かな水平距離でどんどん標高が上がっていく。
30分ほど歩くと再び雨が降り始めた。
しかも今度は雨足が強くガスも濃くなってきた。
最悪のコンディション。
テンションは急降下。
標高も2900mを超える気温は下がりはく息が白く、雨で冷え切った身体は寒気を感じる。
景色も何も見えず、足も上がらず、苦痛に耐えながら午後1時小屋に到着した。

小屋では既に宴会が始まっており、その輪の中に入れていただいた。
1時間ほどするとテント泊の大きな荷物に加えワインと缶チュウハイさらにビールを持ってヨシミンがやってきた。
彼女の凄さには、いつも驚かされる。
すぐに宴席に加わり夜まで飲み続けた。

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南岳小屋には一度泊まってみたいと思っていた。
小さな小屋だが、きれいでアットホームナ雰囲気が漂う。
稜線上の通過点にあるため込み合うことはあまりないようで、人気の小屋のように自分の居場所がないなんてことはない。
下界の喧騒を忘れ、何もないが贅沢な時間を与えてもらえる。
食堂は山小屋にはめずらしく畳の部屋。
夕食、朝食はとても美味しい。

午前5時、外は深い霧。
ほとんど視界が無い。
それでも明るくなるに連れ視界は良くなってきた。
最新の予報では午前は霧、午後は晴れ。
午前7時過ぎ、キレットの対岸まで見えるようになり出発。
前回は北穂側から南岳へ渡ったが、今回は逆。
こちらからだと登りが多く恐怖心は無い。
長谷川ピーク、A沢のコル、飛騨泣き、前回と違い眺望が素晴らしく最高の気分。
景色と気分の良さにカメラを構える時間が長くなり過ぎ3時間オーバーで北穂高山頂に到着した。
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雨とガスで何も見えず、自分以外は誰もいなかった前回とは別の場所と思えるほど賑わっていた。
今夜の宿の穂高岳山荘の混み具合が気になる。
去年は一枚の布団で二人で寝た。
まだ見ぬ布団友の事を想像すると恐ろしくなる。

槍ヶ岳から西穂高岳の縦走路のうち北穂から穂高岳山荘の間だけは行ったことがなかった。
南稜の分岐を過ぎしばらく行くと大渋滞。
奥壁バンド手前のクサリ場で30分以上も停滞。
それから先は隊列に吸収されゆっくりしたペースでイライラした時間が続いた。
この区間は鉄梯子やクサリが多く岩壁に張りつくシーンも多い。
思いの外、緊張を強いられた。
核心部が終わり涸沢岳のピークからは、明日通過する予定のジャンダルムが一望できた。
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小屋は一畳に二人のスペースが与えられた。
心配していた布団友は初老のオッサンだった。
互いに挨拶を交わし覚悟を決めた。
幸いにも、12人の定員の部屋は満室のはずだったが4人は廊下で寝たようで一枚の布団を確保することができた。

明日は奥穂山頂で日の出を待ち、ジャンダルムへ向う。








[2008年09月20日]