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2007年01月 First Descent

コルチナ フレッシュパウダー&初Beer   Kenta

昨日の天狗原の余韻が残る2日目。昨晩から発達した低気圧が今シーズン初のまとまった降雪と風をもたらし、山行きは中止に。
それならと昨日から決めていた白馬コルチナのゲレパウを狙いに朝7時45分には宿を出発した。国道でもやっと冬の白馬の景色になっていた。
今日のゲレンデも期待できそうだ。
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全員で半日券パックを買い、クワッドリフトに乗る。上部行きのペアリフトはまだ動いていない。
リフト前には自分達と同じくゲレパウ狙いのギラギラした輩がリフトが動くのをまだかと待っている。
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9時過ぎ、ついにリフトが動いた。自分のリフトが到着する直前に無線が入った。すでに仲間の初陣はバーン入り口に着いたようだ。
今日はバックパックも背負ってなく、体力も消耗していないまさに万全の状態。早く滑りたい気持ちが体をうずかせる。
しかし自分の板の水分が凍りつきなかなか板が走らない。

やっと着いたバーン上部、しかしそこには何本ものトラックが。悔しい思いをしながら仲間の中で一番遅くドロップを開始した。
斜度は30~35度くらいだろうか、パウダーランには丁度いい斜面だ。まだトラックがついていない部分を求めて滑りこんでいく。
まっさらな雪の上に入った瞬間、周りの全ての音が消える。
滑っている板の音すらせず、聞こえるのはアドレナリンが分泌した事が分かるほどの自分の呼吸音だけ。待ちに待った瞬間だった。
ターンをすれば左右に大きなスプレーが上がる。一本目で満足できるほどのパウダーランだった。

ゲレンデ内ということもあり、安全は保証されている。遭難する心配もなければ、道を間違えて登り返す必要もない。
あっという間に1本目を滑り終え、再びリフトに乗り込んだ。次はどこをどう滑ろうか・・・はやる気持ちが寒さを忘れさせる。
仲間達はすでに2本目を滑っていて時々無線が入るのだが、その先でも自分と同様、やや興奮した会話が無線のイヤホンに飛びこんでくる。
早く2本目を滑りたい。

1本目で板の氷が解けたのか、リフトを降りてから板はスムーズに走ってくれた。体も1本目でほどよくこなれ、絶好のコンディションでの2本目に入った。
初めて来た白馬コルチナ。バーンの特徴なんかは全く分からない。でもそんな事はパウダーランの楽しさですぐ頭から消えた。
バーンの端にはまだ誰も滑っていない部分が残っている。まだまだいけそうだ。
途中でブレーキをかけると目の前が自分の滑った雪で真っ白になる。
・・・これこれ。この有り余るパウダーをシーズン前から待ってたんよ。胸は高鳴る一方だ。

そんな調子で5本目くらいに初めて仲間の一人と合流した。やはり嬉しさを隠しきれないようで、自然と笑顔がこぼれる。
おそらく自分もいつの間にかそんな笑顔になっているに違いない。それから2本くらい行った段階で本日の滑走は終了。

コルチナはスキー場一体型のリゾート施設になってるようでレストランも豪華だった。帰るまで待ちきれずビールで乾杯。
おそらくスキー場でビールを飲むのは生まれて初めてだろう。でも今シーズンの鬱憤を晴らすような最高の雪に今日ばかりは自分達にご褒美だ。
セルフピザと呼ばれる自分達で盛り付けるタイプのピザを全員で頼み、食べきれないほど昼飯を食べて帰路についた。
この雪が降り続けば明日も山へは入れないだろう。その時はまたゲレパウを狙いに行くかなどと考えながら足に残る雪の感触を思い出していた。
text by KentaDSCF1177.jpg

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[2007年01月08日]