キレット
夏休みを利用して木曜日から週末にかけ上高地をベースに登山に行ってきた。
メンバーはFDのレジェンド、六さんと二人。
約束の時間に2時間も遅れてきた。
訳の分からない言い訳に怒りが込み上げた。
金曜と土曜日は雨の予報が出されていたので、初日のうちに稜線上の小屋まで達したかった。
上高地に到着したのは午前6時半、六さんのトイレ待ちでさらに30分のロス。
またも怒りが・・・
出発したのは午前7時半になってしまった。

超ハイペースで横尾に到着、ここまで1時間50分。
あまりのペースに六さんの太腿は悲鳴を上げ始めた。
屏風岩を通過して一気にスピードダウン。

リタイア直前の六さん

11時半前には涸沢小屋を越えられると思っていたが、12時半に通過。
後ろを振り返ると六さんの身体は傾いているようにも見えたが、自業自得だろう・・・
超スローペースで登ってくる・・40分で100mのペースでは日没を迎えてしまうと判断。
六さんを涸沢小屋に置き去りにして一人で南稜から北穂高を目指すことにした。
標高2500m辺りから雨が降り出した。
さらに標高を上げて行くと雨足は強くなり登山道を流れるようになってきた。
梯子を通過していた時、突然、落雷のような強烈な音がした。
振り返るとはるか後方の稜線上から巨大な落石が、さっき登って来た登山道目掛けて走り出した。
雪渓上でかろうじて停止。
登山道まで到達せず大事には至らなかったが、恐ろしい光景を目にした。
午後3時半過ぎ、ようやく北穂のピークに立つことができたが、雨とガスで景色を楽しむことはできなかった。




北穂高の小屋にチェックイン。
盆休みで相当な混雑を予想していたが、悪天候が幸いしてか、混雑もなく快適な時間を過ごすことができそうだ。
天候は悪くなるばかりで、雨は激しくなり、ガスも濃くなってきた。
小屋には天気図が掲示してあったが、まるで梅雨のような気圧配置に明日は絶望的な感がした。
穂高の稜線上では携帯が使用可能で、Iモードの天気サイトで、情報を収集。
明日の午前中の降水確率は10%、午後からは50%の予報が出ていた。
小屋には自分と同じソロの登山者が多く、同室と隣の部屋の10人ほどの人達と、消灯まで飲み明かした。


翌朝、5時。
雨は上がっているようだが、ガスは濃く、景色は全く見ることができない。
それでもキレットへ降下して行く年配のグループが二組。
岩は濡れ、視界はほとんどない、「このコンディションでよく行くよな〜」、自分は天気の回復を待つことにし、皆と小屋のテラスでコーヒータイム。
午前8時。
視界は少しだけ回復し、岩稜帯の登山道も乾き始めた。
昨晩、同室だった二人とキレットを越えることにした。
谷底まで視界は届かず恐怖心はまるでない。
ナイフリッジの「飛騨泣き」はなんとも言えない緊張感にワクワクする。
「A沢のコル」に下り立ち緊張は一旦リセット。
今度は「長谷川ピーク」を登る。
風でガスが飛ばされ、時折、下降して来た絶壁が見える。
よくも、あんな所を下りてきたと、関心する。
なんとかしてキレットの核心部をレンズに納めたいと思ったが、ガスは晴れず、画像で雰囲気を伝えることができず残念。


最後は南岳の小屋に向かってハシゴを使い、いっきに高度を上げる。
4組の団体通過待ちでかなり時間を要してしまったが、3時間半でキレットを渡りきった。
南岳小屋で2人に別れを告げ、一人、天狗原を下る。


この頃から視界がかなり回復してきた。
槍沢との合流では、雲の切れ間から槍ヶ岳が見えるようになり、ひたすらシャッターを切った。
本日の宿泊は槍沢ロッジに決め先を急いだ。
途中の沢で、休憩し、流れの中に手を入れた瞬間、胸元の携帯が、水の中へ。
徐々に液晶が消えていった・・・・・・・・・・・
帰宅後、新品に買い替え、大出費。





混雑を予想していた槍沢ロッジは驚くほど空いていた。
30人ほどしか宿泊客はおらず、ベットのスペースを二人分使用でき快適だった。
到着前は知らなかったのだが、槍沢ロッジには風呂があり、石鹸は使用できないものの汗を流すことができ完全リフレッシュ。
あまりの気持ち良さに売店で「槍ヶ岳ワイン」を購入。
一人で飲んでいると、若いカップルが、つまみを持ってきてくれた。
一緒に飲むことになり、この日も、楽しく飲むことができた。
下界では、こんな出合いは、まず無いが・・
山は人の心を大らかにするのだろうか、二日続けて、良い出会いだった。

メンバーはFDのレジェンド、六さんと二人。
約束の時間に2時間も遅れてきた。
訳の分からない言い訳に怒りが込み上げた。
金曜と土曜日は雨の予報が出されていたので、初日のうちに稜線上の小屋まで達したかった。
上高地に到着したのは午前6時半、六さんのトイレ待ちでさらに30分のロス。
またも怒りが・・・
出発したのは午前7時半になってしまった。

超ハイペースで横尾に到着、ここまで1時間50分。
あまりのペースに六さんの太腿は悲鳴を上げ始めた。
屏風岩を通過して一気にスピードダウン。

リタイア直前の六さん

11時半前には涸沢小屋を越えられると思っていたが、12時半に通過。
後ろを振り返ると六さんの身体は傾いているようにも見えたが、自業自得だろう・・・
超スローペースで登ってくる・・40分で100mのペースでは日没を迎えてしまうと判断。
六さんを涸沢小屋に置き去りにして一人で南稜から北穂高を目指すことにした。
標高2500m辺りから雨が降り出した。
さらに標高を上げて行くと雨足は強くなり登山道を流れるようになってきた。
梯子を通過していた時、突然、落雷のような強烈な音がした。
振り返るとはるか後方の稜線上から巨大な落石が、さっき登って来た登山道目掛けて走り出した。
雪渓上でかろうじて停止。
登山道まで到達せず大事には至らなかったが、恐ろしい光景を目にした。
午後3時半過ぎ、ようやく北穂のピークに立つことができたが、雨とガスで景色を楽しむことはできなかった。




北穂高の小屋にチェックイン。
盆休みで相当な混雑を予想していたが、悪天候が幸いしてか、混雑もなく快適な時間を過ごすことができそうだ。
天候は悪くなるばかりで、雨は激しくなり、ガスも濃くなってきた。
小屋には天気図が掲示してあったが、まるで梅雨のような気圧配置に明日は絶望的な感がした。
穂高の稜線上では携帯が使用可能で、Iモードの天気サイトで、情報を収集。
明日の午前中の降水確率は10%、午後からは50%の予報が出ていた。
小屋には自分と同じソロの登山者が多く、同室と隣の部屋の10人ほどの人達と、消灯まで飲み明かした。


翌朝、5時。
雨は上がっているようだが、ガスは濃く、景色は全く見ることができない。
それでもキレットへ降下して行く年配のグループが二組。
岩は濡れ、視界はほとんどない、「このコンディションでよく行くよな〜」、自分は天気の回復を待つことにし、皆と小屋のテラスでコーヒータイム。
午前8時。
視界は少しだけ回復し、岩稜帯の登山道も乾き始めた。
昨晩、同室だった二人とキレットを越えることにした。
谷底まで視界は届かず恐怖心はまるでない。
ナイフリッジの「飛騨泣き」はなんとも言えない緊張感にワクワクする。
「A沢のコル」に下り立ち緊張は一旦リセット。
今度は「長谷川ピーク」を登る。
風でガスが飛ばされ、時折、下降して来た絶壁が見える。
よくも、あんな所を下りてきたと、関心する。
なんとかしてキレットの核心部をレンズに納めたいと思ったが、ガスは晴れず、画像で雰囲気を伝えることができず残念。


最後は南岳の小屋に向かってハシゴを使い、いっきに高度を上げる。
4組の団体通過待ちでかなり時間を要してしまったが、3時間半でキレットを渡りきった。
南岳小屋で2人に別れを告げ、一人、天狗原を下る。


この頃から視界がかなり回復してきた。
槍沢との合流では、雲の切れ間から槍ヶ岳が見えるようになり、ひたすらシャッターを切った。
本日の宿泊は槍沢ロッジに決め先を急いだ。
途中の沢で、休憩し、流れの中に手を入れた瞬間、胸元の携帯が、水の中へ。
徐々に液晶が消えていった・・・・・・・・・・・
帰宅後、新品に買い替え、大出費。





混雑を予想していた槍沢ロッジは驚くほど空いていた。
30人ほどしか宿泊客はおらず、ベットのスペースを二人分使用でき快適だった。
到着前は知らなかったのだが、槍沢ロッジには風呂があり、石鹸は使用できないものの汗を流すことができ完全リフレッシュ。
あまりの気持ち良さに売店で「槍ヶ岳ワイン」を購入。
一人で飲んでいると、若いカップルが、つまみを持ってきてくれた。
一緒に飲むことになり、この日も、楽しく飲むことができた。
下界では、こんな出合いは、まず無いが・・
山は人の心を大らかにするのだろうか、二日続けて、良い出会いだった。

槍ヶ岳から南岳を縦走

夏山第一弾。
いきなり飛ばすつもりで、大キレットを狙う事に。
今回は雪山友達の鉄人ヨシミンと一緒。
金曜日、仕事の会議が長引き、通勤割引の時間帯に高速に乗れず。
自宅を午後9時に出発、ひるがの高原のSAで仮眠。
寝坊してしまい、待ち合わせの平湯温泉まで猛ダッシュ。
午前4時におち合い新穂高の無料Pへ。
午前6時前新穂高を出発し槍平を目指す。
空は鉛色。
今にも降り出しそうで稜線は雲の中。
予定は槍平小屋から南岳新道を経由し、キレットを攻め一気に北穂高山荘へ。
翌日、白出沢から新穂高に下る予定をしていたが、
視界が無いのでキレットは諦め槍ヶ岳に行き先を変更。
(槍平小屋)
飛騨沢を登り、昼過ぎに山荘に到着。
自分は小屋泊の手続き。
よしみんはテントの設営。
彼女はテントにシュラフ、更にマットまで。
よくもまぁ、一人で担いで来たものだ。
いつもながら彼女の体力には驚かされる。

(テントの設営)
荷物を山荘に置いて時折ガスの中からピークが見える槍ヶ岳山頂へ。
運よくガスが晴れ、気分は最高。

(槍の穂先へ)

(槍のピークから槍ヶ岳山荘)

(槍のピークから槍沢)
山荘に戻り、750円のロング缶を買い、ロビーのテーブルで宴会開始。
すぐに空になりワインでも買おうかと言うと・・・
なんと、彼女のバックパックからペットボトルに詰め替えたワインが出てきた。

(槍ヶ岳山荘の二段ベット)
山小屋は混んではいたものの一人一枚は布団を確保。
トイレも綺麗に改修されていて快適。
晩御飯も美味しい。
酔いが回り7時半に就寝。
となりのオヤジのいびきと午前3時からヘッドランプでパッキングを始めるオヤジのせいで眠れず。
午前4時半、御来光を撮影するために外へ。
昨日の下界の気温36度からは想像できない寒さ。
摂氏5度程だろうか。
パタゴニアのダウンセーターを着る。
東の空は青白く、徐々にオレンジ色へと変わってきた。
4時50分、槍ヶ岳の穂先に沿うように太陽が昇ってきた。
右方向には富士山と北岳。
南方向には穂高連邦、その向こうには乗鞍岳。
反対側には笠ケ岳。
きのうの天気とは打って変わって最高の景色。

(槍ヶ岳3180mの夜明け)

(富士山と南アルプス)

(大喰岳3101m、バックは穂高連邦)
槍ヶ岳山荘を午前6時に出発。
大喰岳と中岳を経て南岳へとのんびりとした縦走コースを辿る。
南岳山頂で「岳人」のカメラマンに声を掛けられ写真を撮ってもらった。

(大喰岳へのアプローチから槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘)


(大喰岳と中岳3084mのコルから槍ヶ岳と大喰岳の雪渓)

(南岳3033mピークからジャンダルム3163m)

(キレットと北穂高岳3106m)
午前8時半、キレットを目前にし南岳新道を下る。
これがとんでもない道だった。
眼下に1000メートル下の槍平山荘が見えるほど急なコース。
クサリと梯子が連続するコースは思ったよりはるかにきつい。
本来の予定ではこのルートを登って来るつもりだった。
こんな辛いコースを登らなくて良かった。

(南岳小屋)


(南岳新道から槍平小屋)
午後1時、新穂高に到着。
最後は大好きな「深山荘」の内湯へ。
露天も良いが、ここは内湯が最高。
源泉かけ流しの古い木の湯船は雰囲気がたまらない。
この夏は何度、この湯に浸かりに来るのだろうか。
近所の低山

FDの伝説のメンバー「六さん」と久しぶりに山へ。
相変わらず六さんはパチンコと煙草に明け暮れ、パチンコで勝った褒美を車にも与えていた。
世の中で言えば管理職の年齢・・・


大きな煙突

ボンネットの中には青カビのキノコみたいな奴

きれいに枝打ちされた杉林を登る

六さんも登る

自分も登る

標高1048mの今淵ヶ岳のピークに到着するが、ヤブだらけで何も見えない

夜はFDの飲み会
少し贅沢をして、ボルドーのサンテステフを飲んだ、柔らかく時間の経過とともに複雑になった
| HOME |

